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自動車は基本的に2年に1回、新車の場合は初回のみ3年で車検があります。
車検のたびにまとまったお金が必要になるため、できるだけ費用を抑えたいと思う人も多いのではないでしょうか。
私は自動車整備士の資格を持っているため、車検や整備についてある程度の知識があります。
今回は、整備士に任せたほうがいいことと、自分でも簡単にできることを分けながら、車検費用を少しでも安くする方法をご紹介します。
何も知らないまま車検を受けると、必要以上に高い金額を支払ってしまうこともあります。
車検を安く済ませたい方は、ぜひ参考にしてください。
車検費用は大きく3つに分けられる
まず、車検費用について簡単に整理しておきましょう。
車検時に支払うお金は、大きく分けると、
- 法定費用
- 車検基本料
- 整備・部品交換などの費用
に分けることができます。
法定費用には重量税、自賠責保険料、検査手数料などがあり、基本的にはどこで車検を受けても大きく変わりません。
一方で、車検基本料や整備費用、部品交換費用は車検を受けるお店によって変わります。
そのため、車検費用を抑えるためには「どこで車検を受けるか」と「どこまで自分で準備するか」が重要になります。
車検は2か月前から受けられる
車検費用を抑えたい人は、まず車検をギリギリまで先延ばししないことをおすすめします。
2025年4月1日から、車検証の有効期間満了日の2か月前から車検を受けられるようになりました。
以前は1か月前からでしたが、制度変更によって2か月前から受検できるようになっています。
これによって、早めに車検の準備ができるようになりました。
特に3月などの年度末は車検が集中しやすく、予約が取りづらくなることがあります。
2か月前から車検を受けられるのであれば、わざわざギリギリまで待つ必要はありません。
早めに見積もりを取り、余裕を持って車検を受ける。
これだけでも車検業者を比較する時間ができるので、結果的に費用を抑えやすくなります。
早期予約割引を確認する
早めに車検の準備をするもう一つのメリットが、早期予約割引です。
車検業者によっては、車検日のかなり前に予約することで割引を受けられる場合があります。
例えば、
「○か月前までの予約で割引」
「早期予約+Web予約で割引」
など、店舗によってさまざまなキャンペーンを実施しています。
もちろん、すべての車検業者に早期予約割引があるわけではありません。
そのため、見積もりを取るときに、
「早期予約の割引はありますか?」
と聞いてみましょう。
車検は2年に1回の大きな出費なので、数千円でも安くできれば嬉しいですよね。
私なら、
車検満了日を確認
↓
2か月以上前から業者を探す
↓
相見積もりを取る
↓
早期予約割引を確認
↓
一番条件の良いところで予約
という流れで進めます。
相見積もりをとる
車検費用を抑えるうえで、私が一番おすすめするのが相見積もりです。
車検基本料や整備費用などは、車検を受けるお店によって金額が大きく変わります。
同じ車でも、お店によって見積もり金額が違うことは珍しくありません。
そのため、最初から1店舗だけに決めるのではなく、複数のお店で見積もりを取って比較しましょう。
比較する際は、単純に「一番安い店」を選ぶだけではなく、
- 車検基本料
- 整備費用
- 部品交換費用
- 代車費用
- 割引
- 保証内容
なども確認することをおすすめします。
安いと思って選んだら、後から追加費用が発生するケースもあります。
見積もりの内容を確認して、納得できるお店を選ぶことが大切です。
消耗部品は事前に確認する
車検費用を大きく左右するのが、消耗部品の交換です。
車検の見積もりを作る際に、タイヤやワイパーなどの交換を提案されることがあります。
もちろん、安全上必要な整備や保安基準を満たすために必要な整備は行わなければいけません。
しかし、車検を受けるお店ですべての部品交換を行う必要があるとは限りません。
例えばタイヤであれば、車検を受ける前にカーショップなどで交換したほうが安く済む場合があります。
車検業者の見積もりだけで判断せず、他店の価格も確認する。
これだけでも費用を抑えられる可能性があります。
特に確認したい消耗部品
ここからは、車検前に自分でも確認しやすいものをご紹介します。
1.タイヤ
タイヤは車検費用を大きく左右する部品の一つです。
同じメーカー・同じサイズのタイヤでも、販売店によって価格が大きく違うことがあります。
車検時に交換をすすめられた場合は、
「車検を受けるお店で交換する場合の金額」
と
「カーショップなどで交換する場合の金額」
を比較してみましょう。
もちろん、タイヤの状態が危険な場合は、価格より安全を優先して早めに交換してください。
2.エンジンオイル
エンジンオイルも、車検だから必ず交換しなければいけないというものではありません。
交換時期が来ているのであれば交換する必要がありますが、車検のタイミングだからという理由だけで交換する必要はありません。
普段から交換時期を管理しておき、必要なタイミングで交換しましょう。
カーショップやガソリンスタンドなど、複数の店舗で料金を比較するのもおすすめです。
3.ワイパーゴム
ワイパーゴムは比較的安価な部品ですが、交換工賃が発生する場合があります。
ゴムが劣化して拭き取りが悪くなっている場合は、車検前に交換しておくといいでしょう。
ワイパーゴムは比較的簡単に交換できるため、自分で交換できる人なら部品だけ購入して交換する方法もあります。
ワイパーは車種や年式によって適合するサイズが異なるため、購入前に自分の車に適合するか確認しておきましょう。
4.発炎筒
助手席側の足元などに設置されている赤い筒状のものが発炎筒です。
発炎筒には有効期限がありますので、車検前に確認しておきましょう。
期限切れの場合は、交換が必要になることがあります。
車種や装備によっては、発炎筒の代わりに国土交通省の保安基準に適合する非常信号用具が使用されている場合もあります。
「期限が切れているけど、そのままで大丈夫かな?」
と思ったら、車検前に交換しておくと安心です。
私自身は、発炎筒の代わりにLEDタイプの非常信号灯を使用しています。

実際にGR Vitzの発炎筒ホルダーへ装着しているLED非常信号灯

LED非常信号灯の消灯時と点灯時。昼間でもしっかり発光しているのが分かります。
発炎筒には使用期限がありますが、LEDタイプには電池を交換しながら繰り返し使用できる製品もあります。
ただし、車検用として購入する場合は、国土交通省の保安基準に適合している製品かどうかを確認して選びましょう。
「私が使っているLED非常信号灯をAmazonでチェックする」
自分でできることと整備士に任せることを分ける
車検費用を抑えるために大切なのは、何でも自分でやることではありません。
自分でできる簡単な確認は自分で行い、専門的な整備は整備士に任せる。
この考え方が大切です。
例えば、
- タイヤの状態確認
- ワイパーの状態確認
- 発炎筒の期限確認
- オイル交換時期の確認
- 車内の荷物整理
などは自分でもできます。
一方で、ブレーキや足回り、エンジンなど、安全に関わる部分については無理に自分で整備しないほうがいいでしょう。
安くすることより、安全に乗ることが最優先です。
車検業者に言われたことをそのまま鵜呑みにしない
車に詳しくない人にとって、車検の見積もりは難しく感じると思います。
「この部品は交換したほうがいいです」
「こちらも交換時期です」
と言われると、
「車検に必要なんだろうな」
と思って、そのままお願いしてしまう人もいるでしょう。
しかし、「車検に通すために絶対必要な整備」と「今後のためにおすすめされている整備」は別の話です。
見積もりを見て疑問に思ったら、
「これは車検に通すために必須ですか?」
「今すぐ交換が必要ですか?」
「次回の点検まで持ちますか?」
と確認してみましょう。
納得できない場合は、別の整備工場などで相談するのも一つの方法です。
まとめ
車検費用を抑えるために大切なのは、車検直前になって慌てないことです。
今回ご紹介したポイントをまとめると、
①車検は2か月前から受けられる
②早期予約割引がないか確認する
③複数のお店から相見積もりを取る
④消耗部品は事前に状態を確認する
⑤タイヤなどは他店の価格も比較する
⑥車検に必須の整備なのか確認する
⑦安全に関わる整備は整備士に任せる
ということです。
2025年4月1日から車検を受けられる期間が2か月前まで拡大されました。年度末の混雑を避ける目的もあるため、早めに予約・受検することが国土交通省からも案内されています。
車検は2年に1回とはいえ、まとまったお金が必要になります。
だからこそ、
「車検だから全部お店にお任せ」
ではなく、
「自分で確認できるところは確認して、必要な整備はプロに任せる」
という考え方がおすすめです。
私自身、自動車整備士の資格を持っているので、車検前にできることは自分で確認するようにしています。
ただし、車に詳しくない方が無理に整備する必要はありません。
安くすることだけを目的にせず、安全を最優先にしながら、納得できる車検を受けましょう。
少し早めに動くだけでも、相見積もりを取ったり、早期予約割引を利用したりする時間ができます。
次回の車検では、ぜひ**「早めの準備」**を意識してみてください😊


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