結婚をきっかけに、車を買い替えようと考える人は多いのではないでしょうか。
「独身のときより家族を優先した車にしたい」
「燃費の良い車に乗り換えたい」
「将来子どもができることを考えてミニバンにしたい」
結婚すると生活スタイルが変わるため、車選びを見直すのは自然なことだと思います。
若者の車離れや「車を所有する時代は終わった」といった話もありますが、公共交通機関が十分に整っていない地域では、通勤や買い物などに車が欠かせない人もまだまだ多いでしょう。
そんな人にとって、車の買い替えは人生の中でも大きな買い物です。
そして私は、結婚をきっかけに車を買い替えて、数ヶ月でまた別の車に乗り換えた経験があります。
今振り返ると、
「あの買い替えはかなり無駄なお金を使ってしまったな……」
と後悔しています。
今回は、これから結婚をする人や、結婚をきっかけに車を買い替えようと考えている人に向けて、私の失敗経験から結婚時の車選びで注意したいポイントを紹介します。
1.今より大幅にグレードを下げる場合は慎重に
独身のときは自分の好きな車に乗っていても、結婚すると家計のことを考えるようになります。
「排気量の小さい車にしよう」
「燃費の良い車にしよう」
「税金の安い車にしよう」
と考えるのは自然なことです。
私自身も結婚をきっかけに、家計の負担を減らすため、以前より燃費の良い車に乗り換えました。
最初は、
「家計のために良い買い物をした!」
と思っていました。
ところが、しばらく乗っていると、
「やっぱり前の車のほうが良かった……」
と思うようになってしまいました。
毎日乗る人ほど注意
特に注意してほしいのが、車を通勤などで毎日長時間使用する人です。
休日にしか乗らないのであれば多少の違いは我慢できるかもしれません。
しかし、毎日長距離を通勤している場合、車は単なる移動手段ではなく、かなり長い時間を過ごす場所になります。
そのため、
- シートの座り心地
- 加速するときの感覚
- ブレーキのフィーリング
- ハンドリング
- 静粛性
- 車体の安定感
などが自分に合っているかどうかは重要です。
特に仕事で疲れている帰宅時は、車の乗り味に対する不満を強く感じることがあります。
私自身も、燃費の良い車に乗り換えたことで家計にはメリットがありましたが、運転していると以前の車との違いが気になるようになりました。
そして最終的には、数ヶ月でまた別の車へ乗り換えることになりました。
結果として、燃費を節約するために買い替えたのに、短期間で再び車を購入するという、もっと大きな出費になってしまいました。
車が好きな人は必ず試乗しよう
特に、
「自分は人より車が好きだ」
と思う人は、結婚だからという理由だけで車を決めないほうがいいと思います。
カタログに書いてある燃費や価格だけでは分からないことがたくさんあります。
購入前には実際に試乗して、
「この車を毎日通勤で使っても大丈夫かな?」
と考えてみてください。
短時間の試乗だけでは分からないこともありますが、少なくともシートの座り心地や加速、ブレーキ、ハンドリングなどは確認できます。
そして一番大切なのは、
「そもそも今、本当に車を買い替える必要があるのか?」
を考えることです。
今の車に大きな不満がないのであれば、無理に買い替えないという選択肢もあります。
2.「結婚したらとりあえずミニバン」は慎重に
結婚をして、
「将来子どもができるかもしれないからミニバンにしよう」
と考える人もいると思います。
確かにミニバンは、家族で出かけるには非常に便利な車です。
室内が広く、荷物もたくさん積めます。
子どもが増えればチャイルドシートを設置したり、ベビーカーを積んだりする必要もあるため、広い車が活躍する場面は多くなります。
ただし、
「家族ができる=必ずミニバン」
と考える必要はありません。
同乗するのと運転するのでは印象が違う
ミニバンは、助手席や後部座席に乗っていると、
「広くて快適!」
と感じることがあります。
しかし、毎日運転するとなると話は別です。
車体が大きくなることで、
- 狭い道で気を使う
- 駐車場で取り回しに気を使う
- 車体の大きさを常に意識する
- 今までの車とは違った運転感覚になる
と感じる人もいます。
もちろん、ミニバンの運転が好きな人もたくさんいます。
私が言いたいのは、
「ミニバンが良くない」ということではありません。
「自分に合っているか確認してから買いましょう」ということです。
毎日の通勤で使うのであれば、休日の家族旅行だけでなく、普段の通勤や買い物で使うことまで想像して試乗することをおすすめします。
「家族のために大きな車を買ったけど、毎日の運転がストレスになってしまった」
ということにならないようにしましょう。
3.結婚直後の新車ローンには注意する
結婚を機に、
「心機一転、新車を買おう!」
と思う気持ちはよく分かります。
私も車が好きなので、その気持ちは理解できます。
しかし、結婚後は車以外にもお金が必要になるイベントがたくさんあります。
例えば、
- 出産
- 子育て
- 引っ越し
- マイホーム購入
- 家具・家電の購入
- 教育費
などです。
そんな時期に大きな車のローンを組んでしまうと、毎月の家計に固定費が増えることになります。
「月々○万円」だけで判断しない
車を購入するとき、
「月々3万円なら払える」
と考えてしまいがちです。
しかし、本当に確認すべきなのは月々の支払額だけではありません。
最終的にいくら支払うのか
を確認しましょう。
例えば、
- 車両価格
- オプション
- 税金・諸費用
- ローン金利
- 支払回数
- 頭金
- ボーナス払い
などを含めた総支払額を確認することが大切です。
ローンの条件によっては、長期間の返済によって利息の負担が大きくなる場合もあります。
だからこそ、
「月々○万円だから大丈夫」
ではなく、
「最終的にいくら払うのか」
を考えてから購入しましょう。
インターネットには自動車ローンの返済シミュレーションもあります。
購入前に一度計算してみるだけでも、
「思っていたより支払総額が高いな」
と気付くことがあります。
車を売りたいと思っても簡単には手放せない
ローンが残っている状態で車を手放す場合は、売却額とローン残高の関係にも注意が必要です。
車の査定額がローン残高を下回れば、その差額をどうするのか考えなければなりません。
つまり、
「気に入らないからすぐ別の車に乗り換えよう」
と思っても、ローンがあることで簡単には買い替えられないケースがあります。
結婚後はいろいろな出費が増える可能性があります。
だからこそ、車のローンについても無理のない返済計画を立てることが重要です。
結婚時の車選びで一番大切なこと
結婚は人生の大きなイベントです。
結婚して生活環境が変わると、
「家族のために良い車を買おう」
という気持ちになるのも当然だと思います。
ただ、その勢いだけで車を買い替えるのは少し待ってください。
私自身、
「結婚したんだから燃費の良い車にしよう」
という理由だけで車を買い替え、結果的に数ヶ月で再び乗り換えることになりました。
これは本当に後悔しています。
車は安い買い物ではありません。
だからこそ、
「家族にとって良い車」だけではなく、「自分自身も毎日乗りたいと思える車」
を選ぶことが大切だと思います。
まとめ|結婚だからといって無理に車を買い替えない
今回紹介した、結婚時の車選びで注意したいポイントをまとめます。
①今より大幅にグレードを下げるなら慎重に
燃費や維持費だけではなく、毎日運転することを考えて試乗しましょう。
②「とりあえずミニバン」はやめよう
ミニバンが自分に合うとは限りません。
家族での使い方だけではなく、普段の通勤や買い物まで考えて選びましょう。
③新車をローンで購入するなら総支払額を確認
「月々いくら」だけではなく、金利を含めた総支払額を確認しましょう。
そして何より、
本当に今、車を買い替える必要があるのか?
を考えてみてください。
お金に余裕がある人なら、好きなタイミングで好きな車を購入すればいいと思います。
しかし、結婚後はさまざまな出費が増える可能性があります。
だからこそ、勢いだけで高額な車を購入するのではなく、自分たちの生活に合った車を選ぶことが大切です。
高い車が必ずしも自分にとって良い車とは限りません。
逆に、安い車だからダメということでもありません。
その人の生活スタイルによって「良い車」は変わります。
結婚という大きなイベントだからこそ、少し冷静になって、本当に自分たちに合った車を選んでくださいね。


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