製造業スタッフの仕事効率化はとても大切な事です。
製造業において直接作業=製品を生産する人 間接作業=生産をサポートするスタッフ
製造業スタッフは間接作業者に分類されます、実際に製品を生産するわけではないので仕事の効率化は会社の利益率貢献につながりますし、製造スタッフは製造ラインのように時間や作業に追われることが少ないので仕事の効率は個人の能力によって変わってきます。
製造スタッフをしており毎日遅くまで残業していて困っている人に参考になると思います。
結論を先にも申し上げますとやらない事を決めることが仕事の効率化につながります。この一文ではあまり理解できないと思いますので手順を追って詳しく説明します。
ステップ1 やるべき事を紙に書く
まずは自分のしなければいけない事を紙に箇条書きします。
毎日のルーティン作業から思いつく限り書き出します。スケジュールを確認して書き出します。
メモ紙、ノート何でもいいです、箇条書きで書き出します。
ここで大切なポイントは10分程度で書き出すことが大切です、思いつくまま書き出します。集中して書き出して書き漏らすような仕事はそもそもやらなくてもいい仕事だと思いますので短時間で書き出す事を意識してください。
ステップ2 今日やらなくてもいい仕事を消し込む
やるべき事を書き出したら今日絶対にしなくてもいい仕事は横線で消し込んでください。
来週までにとか納期に猶予がある作業は容赦なく消し込みます。
今日やらなくてもいい仕事も明確にすることで1日の作業(やるべきこと)がしぼり込まれたと思います。仕事を絞り込むことにより精神的余裕が生まれ、1つ1つの仕事のパフォーマンスが向上します。
ここで今日やらなくてもいいこと明確にすることにより、作業中にあれもやらなきゃ、そういえばこれもやらなきゃなど気が散ることが格段に少なくなります。
1つ1つの作業の効率化を図るため大切な工程です。
ステップ3 優先順位を決める
今日やらなくてもいい仕事が削ぎ落とせたら、やるべきことに優先順位を決めます。
会議など時間に決まりがある物以外は、簡単に終わる仕事から初めに取り掛かります。
そして仕事が完了したら、箇条書きで書き出した紙の項目を横線で消し込みます。
仕事完了→横線で消し込みを行う事で、1つ1つの仕事に区切りが付き達成感も得ることがで仕事の効率化につながります。
毎日遅くまで残業する事が常態化している人は、やるべきことがぼんやりしていてとりあえず仕事をしている為、定時前に今日中にやらなければいけない仕事に取り掛かるなどして残業時間が伸びてしまいます。
優先順位を決める、優先すべき仕事は簡単に終わる仕事から!
ステップ4 会議は時間は30分
スタッフならではの仕事といえば会議、社内会議からお客様相手の会議までさまざまな会議があると思います。
私もスタッフなので会議は多い時はとても多いです。会議自体は必要なので会議に出ないわけには行きませんが、自分が主催する会議は必ず30分に設定しましょう、会議=1時間のような風習がありますよね。これは無駄以外の何でもありません。
1時間も会議することなんてありません私の経験上ありません。事前に議題を確認しておく、依頼事項は会議設定時に依頼しておく、初めから30分に設定することにより会議自体を短くして自分の仕事をできる時間も増えますし、会議の質も向上します。
1日に半日以上会議をしている人は、他人が開催した会議で自分には関係ないことや、議題が脱線しているような会議に出席してしまった場合が多いので、次の予定がありますので先抜けますなど理由をつけて退出してしまいましょう。
まとめ
ステップ1〜4に分けて説明させていただきました。
やることはとても簡単で、紙とペンがあれば明日からできることばかりです。
このステップが定着することにより格段に業務の効率化が図れると思います。そもそも毎日のルーティン作業だけで定時までの負荷がありプラスαの仕事は残業してしなければいけない職場はそもそも職場環境が悪いので転職をおすすめします。
たまにの長時間残業は仕事が重なればあると思います。しかし毎日長時間残業することが当たり前になっているような人でも上記のステップを踏めば改善されます。
私自身が上記の方法で毎日の長時間残業から解放され、1つ1つの仕事も納期に余裕を持って完了することができ、突発対応の仕事があっても十分吸収できるほどのバッファを持つことができています。
ステップ1つ1つはとても地味な内容ですが、必ず仕事効率はアップしますので是非お試しください。
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