今回は、管理職の断り方についてご説明します。
結論:管理職になりたくない意思表示を確実にする
なりたくない意思表示を確実にする。と聞くとそんなことはすでにやってます!と言いたくなると思いますが、意外と出来ていません。
相手(上司)に管理職への昇進の話がきて自分に昇進の意思がなくてもつい気を使った断り方をしてしまうものです。私自身がそうでした・・・
少しなんとかすればなんとかなるような理由ではいけません、少し頭がおかしいと思われるような回答がない限りきっぱり断るのは難しいです。
管理職の昇進をお断りをする際についついやってしまいがちなNGワードをご紹介します。
1、自分にはまだ力不足です
昇進の断り方で一番多いワードではないでしょうか。
一番使われがちですが、あまりお断りする回答としてはよくないからです。
昇進を打診されるということは、すでに実力が認められているからこと打診されるわけです。
昇進を打診する人、すなわち上司が力を認めているわけですから当人は実力が不足していますといったところで、そんなの関係ねぇといった感じでしつこく打診されるハメになります。
上司は極論本人がどう思っているかは関係ないのです。
2、自身がありません
力不足ですとよく似たワードですが、自身がありませんという回答も自分自身の主観的意見であり上司からしたら関係ありません。
自信とつけさせれば管理職を引き受けてもらえると思い、あのでこのてで管理職の打診が続くことでしょう。
主観的自己評価では意味がない
主観的自己評価では意味がないです。
自己評価を相手に主張したところで相手が思っているあなたへの評価に揺るぎがないのであまり意味をなしません。
逆のケースを考えてみましょう。自分はとてもがんばって実力もありますので昇進、給料アップをお願いして上司は納得してくれるでしょうか。してくれないですよね。
そういうことです笑
高確率でお断りできる回答
現在管理職に就いている上司(管理者)が嫌がっていること、不満に思っていることを理由にお断りを申しでる。
例:年俸制のため残業代がもらえなくなり、とはいえ管理職して時間外(残業)をしなければならない現状であるから嫌です。
普段、先輩管理者から聞いている愚痴を参考に断る理由を組み立てるのが良いと思います。
憶測で大変そうだから、大役は自分には務まりません等、相手に生殺与奪を握られるような回答は説得すればなんとかなる空気が出てしまうたNGです。
推薦者ではどうにもならないような要求をするなども有効な手段だと思います。
例:給与を現状の3倍にしてくだい。
社長でもいきなり給与3倍にするのは簡単なことではありませんので、少し常識外れな回答に思えますが、半端な金額では条件をのまれてしまう場合もありますし、今後必ず給与は上がりますなど適当な回答で昇進させられてしまう危険もあります。
まとめ
管理者になるなら会社辞めます。というくらいの意志を持って、お断りしないと丸め込まれて昇進させられてしまいます。
自分の力不足等を断る理由にせず、待遇、給与を理由にしかつ具体的な数値で提示お断りすることがとても大切です。
管理職昇進を断って、働きにくくなったり待遇が悪くなり嫌がらせをされるようになったら迷わず転職しましょう。
管理職に昇進を打診されるということは、能力があるということです!
又、昇進を断ったくらいで不遇な対応をするような会社に未来はありません!
ご武運をお祈りしています。
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