私は以前、約5年間パワハラを受けながら働いていました。
現在は転職し、以前のようなパワハラや強いストレスを感じることなく、仕事も家庭も充実した毎日を過ごしています。
今振り返ると、もっと早く転職を決断してもよかったと思っています。
この記事では、私自身のパワハラ体験談をもとに、
「なぜパワハラから逃げた方がいいのか」
そして、
「パワハラで悩んでいるとき、どうやって環境を変えたのか」
についてご紹介します。
最初に結論を言います。
パワハラから逃げることは、負けではありません。
自分の人生や大切な人との時間を守るために、転職という選択肢を持っておくことはとても大切です。
私が受けたパワハラ
私がパワハラを受けていた頃は、毎日のように上司から厳しい言葉を浴びせられていました。
朝早くから出勤し、夜遅くまで仕事をする毎日。
日中は上司から叱責され、自分の仕事がなかなか進みません。
それでも仕事を終わらせなければならないので、残業して自分の仕事を片付けます。
そして翌日、完成した仕事を提出すると、また指摘されて怒られる。
この繰り返しでした。
例えば、
「お前やる気あるんか?」
「なんでこんなことも考えられないの?」
「ふざけるな!」
「なんでやらないの?」
と言われることが日常になっていました。
「時間がないからです」
と答えれば、
「時間がないからは言い訳だ!」
と言われる。
これが何年も続きました。
通勤中に吐き気がするようになった
パワハラが続くと、仕事だけではなくプライベートにも影響が出てきます。
私の場合、通勤中に吐き気を感じるようになりました。
会社に近づくにつれて気分が悪くなる。
仕事が終わって家に帰っても、何もする気が起きない。
休日に妻から「どこかに行こう」と誘われても、疲れ切っていて出かける気力がありませんでした。
今考えると、仕事によるストレスが生活全体を支配していたのだと思います。
それでも当時は、
「自分の能力が低いから怒られるんだ」
と思い込んでいました。
そして、
「こんな自分が転職しても、どこも雇ってくれないだろう」
と勝手に決めつけていました。
これが、私がパワハラからなかなか逃げられなかった大きな理由です。
同僚の行動で会社に期待できなくなった
パワハラ生活も4年目に入った頃、私の同僚も我慢の限界を迎えました。
同僚は総務部に、
「上司を変えてほしい」
と直接相談しました。
しかし、会社は状況を改善してくれませんでした。
最終的に、その同僚は降格処分を受けることになりました。
もちろん、同僚側にも問題があったのかもしれません。
ただ、私から見てもパワハラが存在していたことは明らかでした。
それにもかかわらず、パワハラをしていた上司には大きな変化がありませんでした。
この出来事を見て、私は強く感じました。
「この会社は、パワハラが起きても本気で改善する気がないんだ」
そして、
「この会社にこれ以上いても、自分の未来は変わらない」
と思うようになりました。
ここでようやく、転職することを決意しました。
転職を決めたらパワハラが気にならなくなった
不思議なことに、
「もうこの会社を辞める」
と決めた瞬間から、上司の言葉が以前ほど気にならなくなりました。
もちろん、怒鳴られれば嫌な気持ちにはなります。
それでも、
「どうせ辞める会社だ」
と思えるようになったことで、精神的な負担がかなり軽くなりました。
言い返してしまうこともありました。
当然、言い返すとさらに怒鳴られることもありましたが(笑)。
それでも、以前のように上司の評価や言葉に自分の人生を左右される感覚はなくなりました。
転職を決意してから2か月で退職
転職すると決めてからの行動は早かったです。
まず取り組んだのが、
- 家計の見直し
- 必要最低限の生活費の確認
- 転職エージェントへの登録
- 転職先の情報収集
- 履歴書・職務経歴書の準備
などです。
それまで「転職なんて無理だ」と思っていたのが嘘のように、どんどん行動しました。
結果として、転職を決意してから約2か月で転職することができました。
今振り返ると、
「なぜ5年間も我慢したんだろう」
と思います。
もちろん、家族がいたり、収入の問題があったり、簡単に辞められない事情がある人もたくさんいると思います。
だからこそ、いきなり退職するのではなく、辞めるための準備を始めることが大切だと思っています。
パワハラから逃げた方がいい理由
私がパワハラから逃げた方がいいと思う理由は、単純です。
パワハラによって、自分の人生の時間まで奪われてしまうからです。
仕事で嫌なことがあっても、家に帰れば楽しい時間を過ごせる。
休日になれば家族と出かける。
好きなことをする。
そんな普通の生活が、パワハラによってできなくなることがあります。
私自身、パワハラを受けていた頃は仕事だけでなく、家庭で過ごす時間まで楽しめなくなっていました。
仕事のために働いているはずなのに、仕事によって人生そのものが苦しくなっていたのです。
「仕返し」より自分の未来を考える
パワハラを受けていると、
「いつか仕返ししてやりたい」
と思うことがあります。
私自身もそうでした。
ボイスレコーダーで上司の発言を録音して、人事に相談したこともあります。
何とかして上司に責任を取らせたい。
そう思ってしまう気持ちは、今でも理解できます。
ただ、今振り返ると、
その人のために自分の貴重な時間を使う必要はなかった
と思います。
証拠を残すことや相談することは、自分を守るために必要な場合があります。
でも、その目的は「仕返し」ではなく、自分の身を守ることにした方がいいと思います。
そして可能であれば、
パワハラ上司ではなく、自分の未来に時間を使いましょう。
パワハラから逃げることは負けではない
パワハラを受けている人ほど、
「逃げたら負け」
「ここで辞めたら根性がないと思われる」
「もう少し頑張らなければ」
と考えてしまうことがあります。
私もそうでした。
しかし、転職して環境が変わった今だからこそ言えます。
逃げてもいいんです。
会社は世の中にたくさんあります。
今の会社で評価されないからといって、あなた自身に価値がないわけではありません。
環境が変われば、今まで身につけてきた経験やスキルを評価してくれる会社が見つかることもあります。
転職する前に「自分の生活」を確認する
とはいえ、家族がいる人にとって、
「嫌だから明日辞める!」
というのは簡単ではありません。
私自身も、転職後の収入が下がることが怖くて、なかなか行動できませんでした。
そこでおすすめしたいのが、自分の生活費を確認することです。
毎月いくらあれば生活できるのか。
家賃、食費、通信費、保険、車など、必要な支出を一度すべて確認してみましょう。
必要であれば、
- 保険の見直し
- 格安SIMへの変更
- 車の見直し
- 家賃の見直し
- 不要なサブスクの解約
など、生活コストを下げる方法もあります。
「転職したら給料が下がるかもしれない」
という不安も、
「最低限これだけあれば生活できる」
という数字が分かれば、少し冷静に考えられるようになります。
まずは転職活動だけ始めてみる
いきなり退職する必要はありません。
まずは転職サイトや転職エージェントに登録して、自分の経験やスキルでどんな求人があるのか確認してみるだけでもいいと思います。
求人を見ていると、
「自分の経験でもこんな仕事があるんだ」
と気付くことがあります。
私自身も、転職活動を始めるまでは「自分には転職なんて無理」と思っていました。
実際に行動してみると、意外と選択肢はありました。
まとめ|パワハラからは逃げてもいい
私は約5年間パワハラを受け続けました。
今振り返ると、
もっと早く転職を決断すればよかった
と思っています。
パワハラを受けていると、精神的に追い詰められて正常な判断ができなくなることがあります。
「自分が悪い」
「自分には能力がない」
「辞めたら負け」
そんなふうに考えてしまうこともあります。
でも、一度今いる環境から離れて考えてみてください。
あなたの人生は、その会社だけではありません。
転職する、部署を変えてもらう、会社に相談する、休むなど、選択肢はいくつもあります。
私の場合は転職という選択をしました。
そして現在は、以前のようなパワハラに悩まされることなく、仕事も家庭も楽しく過ごせています。
もし今、パワハラで苦しんでいるなら、
「辞めるかどうか」を今すぐ決めなくてもいい。
まずは生活費を確認する。
転職先を調べる。
自分の市場価値を確認する。
転職活動を始めてみる。
小さな行動からでもいいと思います。
パワハラから逃げることは負けではありません。
自分の人生を守るための、立派な選択肢です。
一人で抱え込まず、自分と家族の未来を一番に考えてください。
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