今回は、僕が4年間パワハラに悩んだ経験から、パワハラ上司を黙らせることができたと感じた出来事を紹介します。
「仕返し編」としていますが、暴力や嫌がらせをやり返すことをおすすめする記事ではありません。
僕自身、転職することを決めたあとに行動したものもあります。
今の会社で長く働きたい人の場合は、同じ方法をそのまま真似するのではなく、自分の身を守るために距離を取る、担当範囲を明確にする、会社に相談するといった方法を優先してください。
それでも、パワハラを受け続けていると、
「なんで自分ばかり我慢しなければいけないんだ」
「少しくらい言い返したい」
と思ってしまうこともあると思います。
僕もそうでした。
今回は、そんな僕が実際に経験した中で、パワハラ上司との関係に変化があった出来事を紹介します。
パワハラ上司に正論は通じなかった
パワハラ上司と長く付き合って分かったことがあります。
それは、正論を言えば解決するとは限らないということです。
僕が4年間経験したパワハラでは、こちらが事実を説明しても、
「言い訳するな!」
「なんでできないんだ!」
「お前の考え方が悪い!」
と、話が別の方向に進んでしまうことが何度もありました。
例えば、仕事をたくさん抱えていて案件が進んでいないことを説明しても、
「時間がないは言い訳だ!」
「理由が違うだろ!」
「なぜやらないのか説明しろ!」
と言われる。
当時の僕は、
「毎日、所定労働時間を超えて働いています」
「昼休みも十分に取れていません」
「それでも仕事が終わりません」
と言いたいことがたくさんありました。
しかし、実際には言い返せず、
「すみません……」
と謝ってしまっていました。
この経験から、僕は**「正しいことを言えば、相手も納得する」という考え方を捨てました。**
パワハラのような問題では、正論だけで解決できないケースもあります。
だからこそ、相手を変えようとするより、自分がどう行動するかを考えることが重要だと思います。
パワハラ上司との共存は難しいと感じた
僕の場合、パワハラ上司の機嫌を取れば問題がなくなると思っていた時期もありました。
一緒に昼食を食べたり、趣味の話を聞いたり、できるだけ怒らせないようにしたり……。
しかし、残念ながら僕の経験では、それでパワハラがなくなることはありませんでした。
むしろ、
「機嫌を取らなければ怒られる」
という状態になってしまいます。
もちろん、すべての上司がそうだとは言いません。
ただ、相手の機嫌を取ることだけでパワハラが解決しない場合は、別の方法を考える必要があります。
僕は最終的に、
「この人を変えるより、自分が距離を取ったほうがいい」
と考えるようになりました。
パワハラ上司を黙らせた方法・仕返し編
ここからは、実際に僕が経験した出来事を紹介します。
繰り返しますが、これはあくまで僕の体験談です。
特に仕事を意図的に放置した部分などは、読者の方におすすめするものではありません。
「こういうことをすると、パワハラ上司との関係がどう変化したのか」という体験談として読んでください。
1.「それは僕の仕事ですか?」と担当範囲を考えるようになった
ある日、会社全体の食事会で他部署の先輩と話す機会がありました。
そこで、自分が当たり前のように担当していた仕事について話していると、
「それって、本来はあなたの上司が担当する仕事じゃないの?」
と言われました。
僕は衝撃を受けました。
今まで当たり前のようにやっていた仕事が、実は自分の担当ではなかったからです。
そこで、僕は「なぜ自分がこの仕事をやっているんだろう?」と考えるようになりました。
その仕事は、社長や重役の前で発表する予定の案件でした。
パワハラ上司からも、
「ちゃんと進んでいるか?」
「間に合うのか?」
と何度も確認されていました。
当時の僕は、かなり反発した気持ちになっていたこともあり、その案件を自分から進めることをやめてしまいました。
そして提出日当日。
パワハラ上司から、
「おい!あの案件どうなった?できているんだろうな?」
と言われました。
僕は、
「すみません、できていません」
と答えました。
当然、パワハラ上司は激怒。
そして最後に、
「お前が社長に報告できるんか?できんだろ?」
と言われました。
そこで僕は、
「社長に謝りに行きます!」
と言いました。
すると、
「ちょっと待て!今回の件は俺から言うから、次はしっかりやれ!」
と言われました。
そのときのパワハラ上司の焦ったような表情は、今でも覚えています。
後から他部署の先輩に聞いたところ、パワハラ上司は社長からかなり注意されたそうです。
その後、僕に仕事を振ってくる回数は少し減りました。
ただし、その分の仕事が同僚に回ってしまいました。
そこで僕は、
「自分がスッキリしただけで、根本的な解決にはなっていない」
と気づきました。
この経験から学んだこと
今なら、仕事を意図的に止めるのではなく、
「この仕事は本来どの部署・どの役職の担当なのか?」
を確認し、必要なら上司や会社に相談する方法を選びます。
仕事の担当範囲を曖昧にしたまま抱え込むと、結果的に自分だけでなく同僚にも負担が移ってしまうからです。
2.昼休みくらいはパワハラ上司から離れる
これは、僕が実践してよかったと思っている方法です。
当時、僕たちはパワハラ上司と一緒に昼食を取ることが多くありました。
昼休みくらいゆっくりしたいのに、
上司の趣味の話を聞いたり、
仕事の愚痴を聞いたり、
機嫌を取ったり……。
正直、みんな疲れていました。
そこで僕は、
「お昼休みくらい、一緒にいなくてもいいんじゃない?」
と思いました。
それまでお弁当を持参していたのですが、ある日から食堂に行くことにしました。
同僚から、
「食堂行くの?」
と聞かれたので、
「パワハラ上司と飯食いたくないから食堂行くよ♪」
と答えました(笑)。
すると、なんと同僚も一緒に食堂へ行くようになりました。
しばらくの間、パワハラ上司が一人で昼食を取る状態になりました。
僕たちは久しぶりに、仕事のことを考えなくていい昼休みを過ごせました。
……しかし、数日後。
パワハラ上司が、
「俺も食堂行こうかなー」
と言い出しました。
「マジかよ!」
と、職場全員が思ったのは言うまでもありません(笑)。
翌日から、みんなお弁当に戻りました。
その後も、パワハラ上司と昼食を一緒にしないように、食堂とお弁当を使い分けることがありました。
今振り返っても、これは僕にとってかなり大切な行動でした。
少なくとも、昼休みまでパワハラ上司のことを考えなくていい時間を作れたことは、精神的にかなり助けになったと感じています。
3.最終的には転職して辞める
僕にとって、一番大きな「仕返し」だったのは、転職して会社を辞めたことです。
パワハラ上司には、
「辞めるなら1か月前には言えよ~」
という口癖がありました。
週に何度も言われていたので、僕の中ではかなり嫌な言葉として残っていました。
しかし、ある日、本当に退職する日がやってきました。
すでに転職先が決まっていて、
「いつ退職の話をしようか」
と考えていたところ、会議中にまた怒鳴られました。
そして、いつものように、
「辞めるなら1か月前には言えよ~」
と言われました。
僕は、
「キターーーーーーー!」
と思いました(笑)。
そして、
「私事ではありますが、会社を辞めさせてください!来月末でお願いします!」
と伝えました。
パワハラ上司の焦った顔は、今でも覚えています。
「考え直さないか?」
と何度か言われましたが、
「次が決まっているので」
と伝えました。
その後、正式に退職の手続きを進めました。
僕は退職理由として、パワハラを受けていたことも会社に伝えました。
その結果、人事や社長から事情を聞かれることになり、これまでの出来事を話しました。
すると、僕だけではなく、同僚からも、
「この上司の下ではやっていけません」
という話が出たそうです。
その後、パワハラ上司の異動が決まりました。
もちろん、これは僕の会社で起きた一例です。
すべての会社で同じ結果になるわけではありません。
それでも僕が思ったのは、
「一番の仕返しは、相手に仕返しすることではなく、自分が元気に次の人生へ進むこと」
だということです。
パワハラ上司への仕返しより「自分を守る」ことが大切
僕は4年間パワハラに悩みました。
その間、
「どうしたらこの上司を変えられるんだろう?」
と何度も考えました。
でも、今振り返ると、
人を変えることに時間を使うより、自分を守ることを考えたほうがよかった
と思っています。
具体的には、
- 必要以上に関わらない
- 休憩時間は距離を取る
- 仕事の担当範囲を確認する
- パワハラの記録を残す
- 信頼できる人や相談窓口に相談する
- 異動を検討する
- 転職を検討する
などです。
「仕返ししてやる!」という気持ちは、僕自身も持っていました。
でも、やり返すことばかり考えていると、自分まで疲れてしまいます。
だからこそ、最終的には、
「この人のために自分の人生を使わない」
と考えることが大切だと思います。
まとめ|最高の仕返しは、自分が元気になること
今回は、僕がパワハラ上司との4年間の経験から、「黙らせることができた」と感じた出来事を紹介しました。
僕が経験したのは、
- 担当範囲を考え、必要以上に仕事を抱え込まない
- 昼休みなど、できるだけ距離を取る
- 転職して新しい環境へ進む
ということでした。
中でも一番おすすめしたいのは、3つ目の「転職する」という選択肢です。
もちろん、すぐに退職できない事情がある人もいると思います。
家族、収入、住宅ローン、子ども、転職への不安など、簡単に辞められない理由は人それぞれです。
だからこそ、
「辞めるか、我慢するか」の二択にしないこと
が大切だと思います。
距離を取る。
相談する。
異動する。
転職活動を始める。
いろいろな選択肢があります。
僕自身は、パワハラ上司に怒鳴り返したり、暴力で仕返ししたりするより、
元気に仕事を辞めて、自分の人生を取り戻すことが最高の仕返し
だと思っています。
パワハラ上司のために、自分の人生まで犠牲にする必要はありません。
逃げてもいい。
距離を取ってもいい。
転職してもいい。
まずは自分を守ることを考えてください。


コメント