僕は2020年5月から、新しい会社で働くことになりました。
転職活動を始めるときは、
「本当に転職できるのかな?」
「今より悪い会社だったらどうしよう……」
と不安もありました。
しかし、実際に転職活動を終えてみると、僕自身は転職して本当によかったと思っています。
この記事では、僕が実際に行った転職活動をもとに、これから転職を考えている人に向けて、
- 転職活動は何から始めればいいのか
- 転職エージェントはどう使ったのか
- 職務経歴書で意識したこと
- 書類選考で何社くらい落ちたのか
などを紹介します。
僕は工場の生産部門で班長をしており、転職先も工場のものづくり現場でした。
そのため、特に製造業・工場勤務から転職したい方には参考になる部分があると思います。
僕が行った転職活動の手順
僕が実際に行った転職活動は、大きく分けると次のような流れでした。
- 転職エージェントに登録
- キャリアアドバイザーとの面談
- 職務経歴書を作成
- 求人を紹介してもらう
- 書類選考
今回は、この中から
「転職エージェントへの登録」
と
「書類選考」
について、僕の体験を紹介します。
面接・内定・退職交渉については、後編で詳しく紹介する予定です。
転職エージェントに登録|僕はdodaを利用
僕が利用したのは、doda(デューダ)の転職エージェントサービスです。
現在のdodaエージェントサービスでも、登録後にキャリアカウンセリングを行い、求人紹介や応募書類・面接対策などをサポートしています。
当時の僕は、スマートフォンからdodaに登録しました。
登録すると、
- 学歴
- 職歴
- 保有資格
- 希望勤務地
- 希望職種
- 転職時期
など、さまざまな情報を入力します。
ここは面倒でも、できるだけ正確に入力することをおすすめします。
特に、これまでどんな仕事をしてきたのか、どんな資格を持っているのかは、求人を紹介してもらううえで重要です。
なお、現在のdodaでは、エージェントサービス登録時に職務経歴書や証明写真は必須ではありません。
転職エージェントは何社登録すればいい?
僕は当時、dodaに登録しました。
個人的には、最初から複数のエージェントに登録しすぎないほうがいいと思っています。
転職活動では、
- 担当者との連絡
- 求人の確認
- 応募
- 面接の日程調整
- 書類の修正
など、やることが意外とたくさんあります。
複数のエージェントを利用すると、管理する情報も増えます。
ただし、これは僕個人の経験から感じたことです。
現在のdodaには、業界・職種などに特化したパートナーエージェントもあるため、必要に応じて複数のサービスを比較する方法もあります。
大切なのは、自分が管理できる範囲で利用することだと思います。
キャリアアドバイザーとの面談
登録後は、キャリアアドバイザーとの面談があります。
現在のdodaでは、キャリアカウンセリングは原則オンラインまたは電話で行われています。
僕が面談で話した内容は、大きく分けると次の4つでした。
- 転職時期
- これまでの職務経歴
- 希望職種・希望条件
- 職務経歴書について
ここは転職活動の方向性を決める大切な部分なので、遠慮せずに自分の希望を伝えたほうがいいと思います。
① 転職時期を決める
まず、
「いつまでに転職したいのか」
を考えました。
僕の場合、
「できるだけ早く転職したい」
と伝えました。
すると、担当者からは、
「1か月以内は少し厳しいかもしれません。最短でも2か月程度は考えておいたほうがいいです」
と言われました。
結果的に、僕は約2か月で転職先を決めることができました。
ただし、これは僕の場合です。
転職活動にかかる期間は人によって違います。
現在のdodaでも、転職活動は一般的に平均2~3カ月程度と案内されています。
そのため、
「来月には辞めたい!」
と思っていても、転職活動にはある程度時間がかかることを想定しておいたほうが安心です。
また、
- ボーナスをもらってから辞める
- 有給休暇を消化してから辞める
- ○月までに転職したい
- 転職先が決まってから退職する
など、自分なりの計画も考えておきましょう。
② 職務経歴を詳しく伝える
ここは僕が転職活動をしていて、かなり重要だと感じた部分です。
自分では、
「こんなの仕事として当たり前だから、特別なスキルじゃない」
と思っていた経験が、実は転職活動でアピールできる強みになることがあります。
僕は工場の生産部門で班長をしていました。
仕事の中では、不良品を親会社に納入してしまい、謝りに行くこともありました。
その話を担当者にすると、
「顧客との折衝経験がありますね」
と言われました。
僕としては、
「いやいや、怒られるから謝りに行っていただけなんだけど……」
と思いました(笑)。
でも、第三者から見ると、
- 顧客とのコミュニケーション
- トラブル対応
- 原因説明
- 再発防止についての説明
- 関係者との調整
など、いろいろな経験が含まれているわけです。
こういう自分では気づいていない強みを見つけてもらえるのは、転職エージェントを利用するメリットの一つだと思いました。
現在のdodaでも、キャリアアドバイザーが経験やスキル、志向性などを踏まえて求人を提案すると案内しています。
面談で言われたことは、僕はできるだけメモしておくことをおすすめします。
後の面接で自己PRをするときにも役立つからです。
③ 希望職種・希望条件を明確にする
ここはかなり重要です。
転職活動では、求人を見始めると、
「求人が多すぎて何を選べばいいのかわからない!」
という状態になりがちです。
だからこそ、
「自分はどんな仕事をしたいのか」
をある程度決めておきましょう。
例えば僕の場合、工場勤務といっても、
- 生産
- 品質管理
- 生産技術
- 設計・開発
- 保全
- 管理
など、さまざまな仕事があります。
そこで、
「工場なら何でもいい」
ではなく、
「今までの経験を活かして、どんな仕事をしたいのか」
を考えました。
さらに、
- 年収
- 勤務地
- 通勤時間
- 休日
- 残業時間
- 夜勤の有無
- 現場勤務か事務系か
- 転勤の有無
なども、できるだけ具体的に伝えましょう。
条件を曖昧にしてしまうと、自分の希望と合わない求人をたくさん見ることになってしまいます。
④ 職務経歴書を作り込む
そして、転職活動で非常に重要なのが職務経歴書です。
僕は職務経歴書を、
「転職活動における剣」
だと思っていました(笑)。
書類選考では、これまでの経験やスキルを企業に伝えなければいけません。
だからこそ、
「とりあえず書いて提出」
ではなく、自分が応募する職種に合わせて内容を考えることが重要です。
現在のdodaでも、職務経歴書についてキャリアアドバイザーが添削や作成をサポートしています。
また、職務経歴書では、
- どんな仕事をしてきたか
- どんな役割を担当したか
- どんなスキルがあるか
- どんな成果を出したか
を具体的に整理することが重要です。
dodaの現在の解説でも、職務経歴書では仕事内容や実績、所属部署などを分かりやすくまとめ、「何ができるのか」を伝えることが重要とされています。
わからないことがあれば、担当者にどんどん質問しましょう。
自分の経験を一番よく知っているのは自分自身です。
だからこそ、担当者に任せきりにするのではなく、自分でもしっかり作り込むことをおすすめします。
書類選考|ここで落ちても気にしない!
求人を紹介してもらい、
「この会社を受けてみたい!」
と思ったら応募します。
そして、最初に待っているのが書類選考です。
ここで僕が一番伝えたいことがあります。
転職活動では、書類選考に落ちても気にしすぎないでください!
僕の場合、
25社応募して、書類選考を通過したのは2社でした。
つまり、僕の実績だけで計算すると通過率は約8%です。
めちゃくちゃ落ちました(笑)。
でも、当時の僕はパワハラ上司から逃げたいという気持ちが強かったので、
「また落ちた……」
「自分には価値がないのかな……」
と考えてしまうこともありました。
しかし、今振り返ると、
「書類選考に落ちる=自分に価値がない」ではありません。
企業ごとに求めている経験や条件が違います。
応募する求人との相性もあります。
だから、何社か落ちたくらいで転職活動そのものを諦めないでください。
僕の場合は25社応募して2社しか通過しませんでしたが、その2社のうちの1社から転職先が決まりました。
たった1社、自分に合う会社が見つかればいいんです。
パワハラから逃げるためなら、転職活動も前向きになれる
パワハラを受けていると、
「明日も会社に行かなきゃいけない……」
と、それだけで気持ちが重くなります。
僕もそうでした。
でも、転職活動を始めると、
「ここを辞めるために動いているんだ!」
と思えるようになりました。
求人を見る。
職務経歴書を書く。
応募する。
書類選考の結果を待つ。
これだけでも、
「今の会社から抜け出すために、一歩ずつ進んでいる」
という感覚がありました。
それだけで、少し気持ちが楽になりました。
まとめ|書類選考で落ちても、転職活動をやめない
今回は、
「パワハラ上司から逃げるための転職活動・前編」
として、
- 転職エージェントに登録
- キャリアアドバイザーと面談
- 転職時期を決める
- 自分の職務経歴を整理する
- 希望職種・条件を伝える
- 職務経歴書を作り込む
- 求人に応募する
- 書類選考を受ける
という流れを紹介しました。
僕の場合は、25社応募して書類選考を通過したのは2社でした。
かなり落ちました(笑)。
でも、その2社のうち1社から転職先が決まりました。
だから、
「書類選考に落ちた=転職できない」
ではありません。
パワハラで精神的に疲れていると、転職活動で不採用が続いたときにさらに落ち込んでしまうことがあります。
でも、転職活動は自分と企業の相性を探す作業でもあります。
焦らず、でも少しずつ進めていきましょう。
そして僕の場合、このあとに、
一次面接 → 二次面接 → 内定 → 退職交渉 → 退職
という流れが待っていました。
次回の後編では、実際の面接から内定、そしてパワハラ上司への退職報告まで、僕がどのように転職活動を進めたのか紹介します。


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